産休・育休制度を確認しよう

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転職先で長く勤める

転職する理由は様々かと思います。人間関係に悩んでいるから、今の給料に満足できないから、現在の仕事のやりがいがわからない、などあると思います。これらは男女共通で理由としてあがりますが、女性には男性にはない転職理由があります。それが出産や結婚といった機会での転職です。
結婚・出産後も女性が転職先で長く仕事を続けていくためには、ライフプランとキャリアプランの両方を明確にしておくべきです。まずはキャリアプランからですが、1年後3年後5年後の自分を想像して、その時の自分はどうなっていたいのかを考えます。そしてそのキャリアプランに合わせてライフプランの計画に入ります。結婚と出産、育児などの自らの生活だけでなく、家族を含めた人生をよく考えます。
キャリアプランとライフプランを組み合わせて考えることにより、どのタイミングで何をするべきなのかが見えてきます。

産休・育児休暇は重要

キャリアプランとライフプランを計画し、自分がずっと仕事を続けていることを考えた場合に産休と育休はとても重要な要素です。結婚や出産という人生の節目をきっかけに退職をするのではなく、産休と育休を取得することで会社に籍を置きながら安心して子育てに励むことができます。しかし、子育てに否定的な職場や残業の多い職場の場合は、最悪のケースだと仕事を辞めざるを得ない状況に置かれることも少なくありません。女性が長く仕事を続けるためには、産休や育休の制度が整っている企業に勤めることが大切です。
では、就業規則に産休や育休を定めている会社を選べば問題ないという考えに至りそうですが、実はそうでもありません。実際は休暇の取得に前向きでない場合、取得実績がほとんどない企業が多くあります。結局どうすれば見抜けるのか?という点が気になるかと思います。そこで産休・育休制度が整っている会社の見極め方をご紹介します。

環境が整っている企業の見極め方

まずは面接時に企業に直接質問することです。質問内容としては、実際に産休を取得した後に職場に復帰した方はいるのか、子供を持つ女性の働き方に関しての考え方などを中心に質問をしましょう。この返答によって制度が整っているかどうかのチェックを行います。しかし、面接の際にこのような質問をすると印象が悪くなってしまうのでは?と考えて不安になる方もいると思います。
ですが、結局長く仕事を続けたいと思って転職をするのですから、このような質問に拒絶するスタンスである企業であれば長く続けることはできません。なので、自分のライフプランを考えると転職するべき企業ではありませんので本来の目的を見失わずに済みます。逆にこのような質問に前向きな回答を頂けた場合は「長く働きたい」という自分のライフプランを好意的に受け取られ、プラス要素に働きます。

2016/09/14

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